風邪の時の食事
風邪をひいている時は、のどの痛みだけではなく、胃腸の働きも弱くなっていますので、基本的には消化がよく、水分の多いものがおすすめです。
特に、発熱・嘔吐・下痢などの症状があると、水分以外にもナトリウムやカリウムなどのミネラルが失われます。
ミネラルが大量に失われると、脱水症状に陥ることもありますので、水分とともにミネラルを補給することをおすすめします。
ナトリウムは塩分に多く含まれているので、梅干いりおかゆがおすすめ。
カリウムは果物に多くふくまれています。
風邪とインフルエンザの違い
風邪とインフルエンザは原因となるウイルスの種類が異なります。
風邪は、のどの痛みや鼻水、せき、くしゃみなどの症状がでます。
インフルエンザは、風邪の症状に加えて、38度以上の熱が突然出るのが特徴で、倦怠感や関節痛、筋肉痛などひどい全身症状も出ます。
風邪を予防するには、基本となる手洗いとうがいをこまめに行うことが大切です。
外出時にはマスクをするのも効果的です。
室内では、部屋を暖かくして、加湿器などで湿度を保つことも有効です。
ただ、このような予防だけでは風邪やインフルエンザを防ぐのが難しいのも事実。
免疫力を高め、ウイルスに負けない体を作るのも重要です。
栄養バランスの良い食生活、十分な睡眠は、免疫力を高めてくれます。
免疫力が高い体であれば、ウイルスが侵入してきても感染しにくく、また感染してもこじらせずにすみます。
免疫力を高めるには、ビタミンCが役立ちます。
冷暖房に頼りすぎていませんか
人間の体は、自律神経によって、一定の体温を保っています。
この自律神経が乱れると、体温調節がうまくできず、風邪をひきやすくなってしまいます。
人間の体温が、外気に関係なく一定に保たれるのは、自律神経の働きです。
寒いと感じると、自律神経は皮膚に近い血管を収縮させて、体から熱が逃げないようにします。
逆に、暑いと感じると、血管を拡張させて、体から熱を逃がし、体を冷やすようにします。
しかし、温度が急激に変化すると、体温調節する自律神経が対応しきれずに、体の調子が悪くなることがあります。
人間が対応できる温度変化は、5度以内だといわれています。
冷房や暖房のしすぎは、外気との温度差が大きくなります。
外へ出た時や、出入りを繰り返すと、自律神経の機能が乱れてしまいます。
また、冷房や暖房のしすぎは、部屋が乾燥します。風邪のウイルスは、乾燥が大好きです。
ストレスで免疫力低下
ストレスと風邪...一見、関係がなさそうに思えますが、実は密接な関係があります。
私たちが持つ自律神経には、交感神経と副交感神経があり、お互いが抑制しあって、それぞれの働きのバランスを保っています。
ところが、ストレスを受けると、この自律神経のバランスを崩すことがあります。
その結果、体のホルモンバランスが崩れたり、免疫機能が低下することになってしまいます。
ストレスは、私たちの免疫力を低下させ、風邪をひきやすくなるというわけです。
精神的なストレスと、身体的な症状である風邪には、実は関連があるのです。
ひきにくくなるポイント
・睡眠を十分にとる
・疲れを残さない
・バランスの良い食事
・室内の乾燥に注意し、のどを痛めるのを防ぐ
・室内の冷やしすぎと暖めすぎは、外気との温度差により風邪への抵抗力を弱めます
・ストレスをためない
・日光をあびて体を動かす
乾燥させない方法
乾燥させない簡単な方法は、加湿器を使うことでしょうか。
最近は、さまざまな機能が付いた加湿器が販売されていますので、アレルギーや花粉症を考慮されたものもあります。
加湿器を使う以外に、簡単に乾燥を防ぐ方法として
・濡れタオルを部屋にかけておく
・洗濯物を室内に干す
・お湯をわかす
・お湯を張った洗面器やバケツを置く
・観葉植物を置く
などがありますので、試してみてはいかがでしょうか。
湿度と温度のバランス
気温が20度以上で湿度が60%以上になると、風やインフルエンザのウイルスは活動ができなくなるといわれています。
つまり、この環境にすることが、風邪予防のポイントになります。
ただし、高温多湿にしすぎると、今度はダニや最近が発生しやすくなり、アレルギーの原因にもなります。
室温を高くしすぎず、湿度を保つというバランスが重要です。
エアコン温度のこまめな設定や、換気を行うなどが効果的です。
風邪は乾燥が大好き
風邪やインフルエンザのウイルスは、乾燥したところが大好き。
最近では、風邪が流行する原因は、寒さよりも乾燥によることの方が多いようです。
冬になると空気が乾燥しますので要注意です。
エアコンによって空気が乾燥すると、ウイルスは活発に活動しますが、人間の鼻やのどは保湿性がなくなり、ウイルスに侵入されやすくなります。暖房がきいたところに長時間いるのは禁物です。
手洗いは「きちんと」
手洗いは、薬用石鹸でゴシゴシこすれば良い、というものではありません。
あまりゴシゴシ強力にこすると、皮膚の表面を傷つけ、ウイルスの感染を広めてしまう可能性もあります。
水で30秒間流すだけで、風邪のウイルスや細菌の80%は取り除けるといわれています。
洗い残しなく丁寧に、流水で手荒いを行うことが大切です。
●正しい手洗いのポイント
・指の間、手の甲、爪の間も忘れずに。
・手首やできれば、ひじのあたりまで洗う。
・流水でじゅうぶんすすぐ。
風邪の時の入浴
症状が重くない時以外は、入り方に注意をすれば入浴はOK。
ただし、高熱が出ている時の入浴は控えましょう。
入浴によって、汗や体の汚れを落とし、新陳代謝をうながした方がよいと言われています。
ただし、風呂から上がったらすぐに水分やふき取り、暖かい格好で体を冷やさないようにします。
ぬれたままでいると、水分が蒸発する時に、体の熱を奪われます。髪の毛を洗った場合は、ドライヤーで、すぐにしっかりと乾かします。
寝る前の入浴は、血液の循環を良くし、眠りやすくなりますので、症状にあわせて、注意して入浴します。
1